「探偵とピアノ弾き」ストーリー

 【第1話 トニカ】 - 誰の罪か? -
 落ちぶれた元ピアニストのジエス・ファランガは
 殺人現場に不法侵入したところを目撃され、殺人の容疑をかけられてしまう。
 ジエスは自らの容疑を晴らすために
 現場で出会った「探偵」ヴァニタス・ハンドラーと共に真犯人を追うことにする。
 果たして真犯人は誰なのか!?
 真相はピアノが語ってくれる――

 【第2話 サブドミナント】 - 何を為すべきか? -
 写譜家アラン・シュライファーの妻が浮気調査を依頼してきた。
 このところ、長年連れ添った夫が見知らぬ若い女とたびたび密会しているという。
 写譜家の部屋を探ったジエスは作曲者不明の謎の楽譜を発見する。
 一方ヴァニタスは、シュライファーの密会現場をとらえた……!!
 果たして夫婦の行く末はいかに。

 【第3話 ドミナント】 - 父と子 -
 またしても浮気調査の依頼が入った。
 ジエスの友人であるピアニスト、ベモリ・アルシスの妻が
 事を致していないのに妊娠したというのだ。
 ジエスとヴァニタスは張り込んで妻を監視したが浮気の気配などなく
 むしろ依頼人夫婦の仲睦まじい様子しか確認されなかった。
 ベモリは調査報告をしぶしぶ受け入れ、ひとまず依頼の件は終わった……
 かのように思えたが、後日ベモリの演奏を聴いたジエスの顔色が変わる。

 【最終話 トニカ】 - 誰の罪か? -
 その名に「緋色」を与えられながら
 その身に「緋色」を与えられなかった男の物語。
 「探偵」が誕生した最初の事件にして
 「探偵」が役目を終える最後の事件。

 

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